クリエイターは誰にでもなれるのか
- 2020.12.07
- Blog
クリエイターは誰にでもなれるのか
今回は「クリエイターは誰にでもなれるのか」というテーマでお送ります。
音声版はこちら
冒頭と結論
まずはじめに結論から言うと、誰にでもなれるけれどそれで生計を立てるのは難しいです。
この結論だけを言うと何当たり前のこと言ってるんだよと思われるかもしれません。
才能がある人間だけがどうせなれるんだろうと言われると思います。
もちろん才能があるに越したことはないのですが、
それ以上に大事なのはそれを続けていく、継続していくということです。
僕は音楽で生計を立てていますが正直僕自身そこまで才能が自分にあるとは思っていません。
学生時代の音楽の成績も、5段階中2か3かのどちらかでした。
しかしそれでもある程度長い期間、音楽クリエイターとして生計を立てることができています。
その理由は単純に音楽を作り続けてきたということです。
そしてただダラダラと続けるのではなくたくさんの曲を早く作れるように努力してきました。
またその上でクオリティもあげれるように今も常に努力しています。
この一定の努力をできない人の方が圧倒的に多いので
クリエイターで生計を立てるというのは難しいという結論です。
クリエイターは誰にでもなれるのか
・誰にでもなれるけれど生計を立てるのは難しい
・才能の差よりも続ける事が出来る人が少ないから
・先人は近道は教えられるが実行と継続が出来ない人には教えられない逆に言えば継続しながら試行錯誤出来る人はチャンスです。
— Aintops/吉田省吾 (@yoshidashogo) December 6, 2020
価値
僕自身はいろいろな遠回りをしてきたので人に近道を教えることは可能なのですが、
それを実行しない人や、続けることができない人にうまくなるように教えるというのは僕では不可能です。
逆にもしこれが誰にでもできるようになると、おそらくその事柄は特別なことではなくなる。
つまり価値が無くなるのでそれで生計を立てるということはどちらにせよできなくなると思います。
過去話
僕は自分自身が最低ラインだと思っていい曲を作ろう、クオリティをあげようと上だけを見ていた時期がありました。
そして曲を作る場面以外でもそのままの思想で、自分にできることは誰でもできると本気で信じていた時期がありました。
これによって恐らく多くの人を傷つけましたし、本当にものすごく怒られたこともありました。
自分が凄いとは正直今でも一切思っていないのですが、
それでも自分のように何かを継続できるという人はもしかしたら少ないのかもと思えるようになりました。
まとめ
自分の話や音楽の話にたとえましたがこれはどのクリエイティブ関連の業種にも言えることです。
絵を書き続ける、デザインを続ける、映像制作を続ける。きっとこれらは一部の人にしかできないことです。
プロとしてお金が稼げてそれで生計を立てられるようになる前にほとんどの人が辞めてしまいます。
逆に言えば自分は何かを継続することが得意で、更にクオリティを上げられるよう考えながら続けられるという人は、
今現在生計を立てられていなくてもおそらくそのうち立てられるようになりますし、
また他のクリエイティブ業種に移行してもうまくいく可能性が高いです。
もし継続する事に自信がある人は僕たちと一緒に何かを作ってみませんか?
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