ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務

ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務

この記事はpixivFANBOXの2021年1月13日の記事です。

ミュージシャンが知っておくべきマネジメントの実務 答えはマネジメント現場にある!

脇田 敬 (著), 山口 哲一 (監修)
https://amzn.to/39BeDVp

上記書籍のKindle版を先日読みました。
僕なりのまとめや感想を話していきたいと思います。

結論として、マネタイズ管理を含む全般のマネジメントについて網羅していたので、マネージャーはもちろん、セルフマネジメントを行っているアーティストも読んで損はない内容。
とても勉強になりました。

マネジメントとは

マネージャーと言えば付き人に近い印象を抱いている人が多いですが(僕もその1人ですが)こちらでは

アーティスト活動を管理、サポートし、
ビジネスを推進する役割のこと。

と定義されていました。
セルフマネジメントにおいては、これを自身でこなすという事ですね。

管理、サポートはさておきビジネスを推進は多くのアーティスト・クリエイターが苦手とする所だろうなと感じました。
また、ビジネス知識のあるマネージャー・マネジメント会社も音楽においては中々いません(レコード会社の方ならまた別でしょうが)

僕も何社も作曲家事務所を渡り歩きましたが、僕自身よりマネジメントが上手い会社がその中になかったので今は完全にフリーで活動しています(上からっぽくなってすみません)

また、アーティスト・クリエイターは繊細な方が多いのでメンタルケアの役割も担います。

その上で大切な事は、絶対的な味方になるという事です。

ヒットとブレイクを作るプランニング

マネジメントの仕事は、アーティストとパートナーになって、ブレイクやヒットを生み出すことにあります。
でも曲が良い、アーティストに才能があるというだけで、売れるわけではありません。
そういった素材を生かし、商品という「人に売れるもの」に作り上げる事が大事です。

セルフマネジメントの場合はこれも自分でやるわけです。
僕の場合は今までの要素に追加で今月中に会社設立して社長になるので

こんなわけわからん奴どう売ればいいんだ…。売りづれぇな…。
って自分で思った次第ですw

そんなボヤキはさておき

人をマネジメントする際はその人の趣味嗜好やルックスや音楽性に合わせて、人にわかりやすく表現出来るように組み立てていく事が大事ですね。
その際には本人と話し合って納得出来る形にするのも大切と感じました。

まとめ

その他にも、音楽ビジネスに関してや、レコード会社との契約内容についてなど、様々な事がわかりやすく説明されていていい本でした。

今後は、セルフマネジメントで培った経験を生かして、自分以外のアーティストさんやクリエイターさんのマネジメントをする役割も担っていきたいので、この本で更に知識を深めました。

自分だけでやってもいいのですが、せっかく会社にするので他者貢献をもっとしていきたいという思いが強くなっています。

新しい事をはじめると人(自分)は変わっていくものだと実感しています。

その第一弾アーティストのAintopsとして活動しつつ、才能豊かなアーティストさんもしっかり探していきたいですね。

まだ新人だけどオススメの方(特にボーカルさん)がいたら、こっそり教えてください…w

ではまた!