VSTフリープラグイン Audio Damage「Rough Rider 2」のオススメの使い方 「SGA1566」併用

VSTフリープラグイン Audio Damage「Rough Rider 2」のオススメの使い方 「SGA1566」併用
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ざっくり

・万能系コンプではない
・極端な処理が得意
・初代と同じ方向性の音色
・Ratio 1000:1 が可能

UI

初代Rough Riderとの大きな違いは見た目だと思います。

初代

Rough Rider 2

個人的には初代の方がカッコイイと感じて好きなのですが
今流行のフラットデザインの流れでしょうか。

全体的にスッキリしたUIになりました。

アニメーション

Rough Rider 2は立ち上げたときにアニメーション(といっていいのかな?)
がついています

これ自体はカッコよくて好きなのですが
画面を切り替える度に毎回この動きがつくので
立ち上げた時のみにしてくれた方が個人的には好みの動作です。

でもやっぱり動くのはカッコイイ。

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オススメの使い方

音色的に万能なコンプではありません。
Ratio 1000:1 が可能という中々にピーキーな仕様からも
それが伺えるとは思いますが。

僕のオススメの使い方はロック系のスネアを派手にしたい時にかけています。

その際にフリープラグインのSGA1566を一緒に使っています。
その後の段でStudio One標準のEQ等で微調整をしたり。

設定の一例をgifで

スネア 元の音

スネア 処理後の音

Rough Rider 2で大げさにつぶした後にSGA1566で歪ませています。
凄く派手になりましたよね。

クライアントさんによっては
いやそれはやりすぎ…と言われてしまう事もありますが
まずやりすぎなくらいを試してみて方向性を合わせるのにも使えます。

生ドラム系音色でロックで派手な音に処理したい時は
まずこの組み合わせを僕は試しています。
特に自分の曲ではよく使っています。

シェアウェアのプラグインも沢山あるのですが
それ以上にこの2つの組み合わせがお気に入りです。

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おわりに

Rough Rider 2自体は音を極端につぶすのに向いてはいますが
つぶれ方や音色がやや暗いものになる傾向があります。

その後の段でSGA1566やEQで
Highを上げて明るい派手な音色に処理するのがポイントです。
その他エキサイターを使うのもいいでしょう。

ロックなスネアが欲しい時は是非試してみてください。

Rough Rider 2 ダウンロード