プライベートスタジオ作り 防音室自作 前編

プライベートスタジオ作り 防音室自作 前編

スタジオ作り

先日プライベートスタジオ作りをおおまかに完成させました!
今後も地道にアップデートを重ねていきますが、
ここまでのスタジオ作りの流れを説明して、皆様のご参考になればと思います。

結構手を加えているので解説・説明が長くなります。今回はその前編。

ちなみに普通に賃貸物件です。

窓をふさぐ

この窓邪魔じゃない??いらなくない?

音の為なら外からの光を犠牲にすることをいとわない頭のおかしい音楽家(僕)は
まずこの窓を埋めることを決意。

近所のホームセンターでグラスウール等の資材を購入

このグラスウールを

こうやって

こう!!

いいねー!埋まりましたねー!

グラスウールを養生テープで窓に貼り付けて完全に埋めました。

 

入居2週間程度で窓を埋める不審な隣人の誕生です
おめでとう!おめでとう!!(みんなが囲んで拍手をするあのイメージ)

今回はホームセンターに売っていたグラスウールを衝動買いして使いましたが
後々ロックウールと遮音シート(どちらも壁の方で後ほど使用)を追加注文して
更に遮音吸音性能を高めていこうかなと計画中です。

グラスウールを貼り付けるだけでもかなり反響音がおさえられました。
簡易的ならこのくらいでもいいかも。

壁の防音

壁にとりつけられていたものです。

服をかけられて便利だしおしゃれですよね!
他にも使い道次第では更におしゃれな部屋に出来そうなアイテムが最初からついています。

さて・・・。

・・・。

・・・。

うん。そういうのいいから。
というわけで完全にとりはずしました。

取り外してスッキリ!これで施工がしやすくなりました。

遮音シート

後日、ネットで注文したDAIKENの遮音シートが届きました。

重いシート(10m巻きで約20kg)で音を遮断する役割があります。

高比重物質配合リサイクル塩ビ樹脂シートで優れた遮音性をもった軟質シート
優れた遮音効果を発揮
防音性能を高める基礎材料。防音内装材と併用すればさらに効果的です。
コインシデンス効果(特定の周波数で遮音性能が低下する現象)の発生を抑えます。
電波を通すので、室内アンテナやコードレス電話が使えます。
仕様
音響透過損失:15dB(500Hz)
面密度:2.1kg/m2

同じ遮音目的でしたら石膏ボードの方が安いのでそちらにしようかとも考えたのですが、
すぐに割れてしまって施工が難しいですし、何より大きいので(910mm×1820mmが一般的。他のサイズもあります)
送料が凄くかかってしまって結果割高になってしまう結果に…。

ホームセンターから車で運べる人は石膏ボードでもいいかもしれません。
僕は超ペーパードライバーなので石膏ボード諦めました!笑
(それにパテ埋め等の作業があるので遮音シートより大変そうです)

今回は遮音シートを2つ(20m/40kg)注文しました。こいつを壁に貼り付けていきます。

壁の施工はタッカーを使用しました

言ってみればホチキスのデカイバージョンみたいなやつです。
 

マスキング(養生)テープと両面テープを駆使しようとも考えたのですが、
流石に遮音シートは重過ぎて難しいようなので壁紙を犠牲にします!笑

画鋲とさほどかわらない穴なので、最悪壁紙代さえ払えば大丈夫かと。
最近は壁紙のキズや穴を埋める便利グッズも売っていますしね。
(住む年数によっては減価償却で交渉の余地がありそうですし)

バッチンバッチンとタッカーで留めて・・・。

遮音シートの設置完了!!!

この時点で外からの音がかなり軽減された印象を持ちました。
逆にこちらの音は遮音シートで跳ね返ってくるので、この後に吸音をして部屋の音を整えていきます。

遮音と吸音の組み合わせがスタジオ作りには大事です

吸音の方法は後編で説明していきます。
ここまで見ていただいてありがとうございました!

プライベートスタジオ作り 防音室自作 後編