XFER RECORDS OTTはトラックメイカー・アレンジャー向け 積極的な音作りが得意なマルチバンドコンプ
- 2018.06.30
- Blog
日本語マニュアル公開
先日XFER RECORDSの無償マルチバンド・コンプ『OTT』の日本語マニュアルが公開されました。
XFER RECORDSの無償マルチバンド・コンプ『OTT』の日本語マニュアルを公開しました。 https://t.co/aO0tcYDPHF pic.twitter.com/yFEF1D29bZ
— SONICWIRE 公式 (@cfm_sonicwire) June 26, 2018
操作方法等の概要はSONICWIRE様にあるマニュアルを参考にすればいいのですが
どのような使用感のマルチバンド・コンプなのかを解説していきます。
積極的な音作り向け
マルチバンド・コンプというと、エンジニア向けの微調整をメインとするしぶ~いプラグインが多いのですが
XFER RECORDS OTTはトラックメイカー・アレンジャー向けの積極的な音作りが得意なプラグインです
素材
ループ音源を使って素材を用意しました。
そのままでも素晴らしい音ですが、ここからOTTを使って味付けをしていきます。
実際にかけたパラメーター
ドラムバスOTT
ドラムバスにOTTをかけてキックを中心に全体的にしまった音に。音量はOTTをかける前とほぼ同じなのですが、音圧やコンプ感でずいぶん迫力が出ました。
また、パラメーターからハイ・ミッド・ローの調整が容易ですので
簡単かつ直感的に音作りが出来ます
更にOTTをかけてみる
ドラムにOTTをかけるとその他のパートももう少しパンチが欲しくなってきたので
ドラム以外のバスにもOTTをかけてみました。
実際にかけたパラメーター2
ドラムバス・その他バスOTT
高域を少し上げるよう調整したのでかなり派手になりました。
全てOTTをかけた方も素材も音量はほぼ一緒になっているのですが全く迫力が違います。
素材
コンプ感もいいですね。
マウスで少し動かすだけで簡単にそれぞれの帯域を調整出来て楽です。
個人的には強めに潰した後にDepthで原音と混ぜて調節していく方法がしっくりきました!
おわりに
ざっくりでしたが、使用感のレビューをさせて頂きました。
トラックメイカー・アレンジャー向けで、簡単に積極的な音作りが出来るプラグインなのが少しは伝わったかな?と思います。
ミックス・トラックメイクで悩んだ時に挿して帯域調整してみるのもいいですし
コンペや急ぎ仕事のデモミックス時にざっくりと調整するのにも向いていると思います。
無料ですので是非使っていきましょう。
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