DRAWMER DL241 導入 サウンド試聴あり
- 2018.07.27
- Blog
DRAWMER DL241
先日DRAWMER DL241というステレオコンプレッサー(実機)を導入したので
使用感を書いていきたいと思います。
「プログラム・アダプティブ」回路採用のダイナミック・プロセッサー。EXP/GATEコントロールで、不規則なリ・トリガリングのON時やスレッショルド周辺のノイズ除去を可能にします。
dbx 160Aの記事はこちら
特徴
・デュアルチャンネルのリンク動作が可能
ステレオコンプレッサーでは必須と言っても過言ではないですがこちらもやはりついています。
ボタン1つで左右のチャンネルを同期させる事も別々に稼動させる事も出来ます。
・プログラム・アダプティブ回路によるエキスパンダー/ゲートコントロールがスムーズなレスポンスや、スレッショルドレベル付近のノイズ除去を実現
この機能のおかげなのかは定かではありませんが、個人的には割とウェット気味にかかるコンプレッサーという使用感です。
カラッとしたサウンドというよりはヌルッとしたサウンドです(?)
ハイがザラザラした録り音にかけると凄くいい具合に滑らかになります。
・アタック、リリースタイムはマニュアルセットのほかオートセットが可能
デュアル・オート・コンプレッサーという名目でもあるのでオートセットも出来ます。
試してみましたが、いい具合の時もありますがややかかりすぎる傾向にあるかな?と感じました。
やはり自分で調整するのがベター。
サウンド(Drums)
どの様なサウンド感か実際に音で聴いて確かめるのが早いかと思います。
セッティングはこちら(レシオ1:4程)
Drums(素材)
Drums(DL241使用)
わかりやすいように結構深めにかけてリダクション(4dbほど)しているので
全体的にコンプ感やそれで得られるサウンド感がありつつも滑らかな音という事が少しは伝わるかと思います。
サウンド(Vocal)
続いてVocalにかけてみます。
セッティングは先ほどと同様です。
Vocal(素材)
Vocal(DL241使用)
ピーク時の音量はほぼ一緒なのですが音圧が増しました。
コンプ感はありつつも滑らかなサウンドなのはVocalの方が伝わりやすいかもしれません。
おわりに
DrumsもVocalも同じ設定という結構ザックリとした(雑な)やり方でしたが、
これくらい適当にかけてもしっかりと音楽的に仕上がってくれるのがアウトボード・実機のいい所だなと感じます。
最近色々と実機を買いあさっているので沼です…。でも楽しい。
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