PREMIUM TUBE SERIES(Komplete Effect)解説
- 2017.09.20
- Blog
ざっくり
・MANLEYシリーズのエミュレーション
・Softubeの協力のおかげかKomplete Effectの中でも音がいい
・他のKomplete Effectよりやや重い
思い立って使ってみた
KOMPLETE Effect全体的に質がいい。EQは強くかけても音が破綻しないし。
特にSoftubeと協力して作ったというPREMIUM TUBE SERIESは凄くいい。— 吉田省吾/Aintops@M3い-05a (@yoshidashogo) September 20, 2017
TRANSIENT MASTERとSUPERCHARGERはよく使っていましたが
正直に言うと今まであまりその他のKomplete Effectを使っていませんでした。笑
せっかくKOMPLETE 11 ULTIMATEを持っているので、エフェクトをコンペデモのミックスに使ってみると
全体的に質がよく、その中でもPREMIUM TUBE SERIESは頭ひとつ飛びぬけている良さがありました。
PREMIUM TUBE SERIES解説
PREMIUM TUBE SERIESは、人気の外部機材のハイエンドなサウンドを現代のコンピュータで再現します。
Softubeとの協力のもとで特別にモデリングを行なって制作されたPASSIVE EQ、VARI COMP、ENHANCED EQでは、
チューブのハードウェアの豊かで音楽的なサウンドが再現されています。
とのことです。
見た目や使用感からMANLEYシリーズのエミュレーションだとわかりました。
画像の上から順に解説していきます。
Passive EQ
MANLEY MASSIVE PASSIVE STEREO TUBE EQのエミュレーション
個人的にこれが一番好きです。
過激なEQでも音が破綻しない上に音楽的な味付けをしてくれます。
いい具合にリッチなサウンドになってくれます。
MS処理も出来て、マスタリングにも使えるでしょう。
Enhanced EQ
MANLEY ENHANCED PULTEC EQP-1Aのエミュレーション
Passive EQより味付けが薄くかかる印象。
場面に応じてPassive EQと使い分けるといい。
Vari Comp
MANLEY STEREO VARIABLE MU LIMITER COMPRESSORのエミュレーション
これも音楽的にいい具合に音をまとめてくれます。
ただ動作がやや重いのでドラムバス等の大事な所で使うといいでしょう。
おわりに
色々書きましたが作曲家・編曲家としてKOMPLETE ULTIMATEは欠かせない存在なので
せっかく一緒に入ってるエフェクトの方も効果的に使用していきたいと思います。
KOMPLETE ULTIMATEがあれば大抵のジャンルを網羅出来るので
コストパフォーマンスに優れた商品ですよね(NIの回し者ではありません)
僕はエンジニア業もやっていて、Studio One標準のエフェクトと+αで正直事足りるので
エフェクトプラグインをそんなに買い足す必要が今の所ないのですが
持っているものはキッチリ使いこなしたいと思いました。
その他ですと、VC2Aもいい出来です。
TRANSIENT MASTERはキックのアタックとリリース処理の時に頻繁に登場します。
(主にリリースの処理で使います)
おまけ
今まで意識した事なかったけど、最近作曲家さんからTwitterでフォローして頂く事が多くて、世の中にこれだけ沢山作曲家がいる中で仕事を頂いているのだな。と考えると身が引き締まる思い。
— 吉田省吾/Aintops@M3い-05a (@yoshidashogo) September 19, 2017
コンペはデメリット多々あるけど、いつもやってるとスピードが身につくし相手がどんな曲を欲しいのかって常に答え合わせありの練習問題が出来るっていうのが凄くメリットがある。
もちろん通れば実績にもなる。— 吉田省吾/Aintops@M3い-05a (@yoshidashogo) September 19, 2017
引き続きメジャーコンペもやっていきますが、
その他の新しい試みも今年はやっていきます。
少しずつ芽が出ているかな?と思うので楽しく音楽人生を歩んで生きたいです。
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