「reProducer Audio Epic 5」レビュー

reProducer Audio Epic 5

先日導入した素晴らしいモニタースピーカーです。
その感動を伝えるべくレビューしたいと思います。

安い！とは言えない価格ですが、Epic 5の音を聴くと買ってよかったと思えましたし、
むしろ出音と比べると、とてもコストパフォーマンスに優れたスピーカーでした。

Epic 5 のコンセプト

僕自身の使用感の前に、まずは公式のコンセプトを見てみましょう。

reProducer は可能な限り正確なサウンド・パフォーマンスを得るべく、ドライバー、パッシブラジエーター、アンプ、そしてハウジングなど、すべての関連部品を自社開発しています。

Epic 5 はプロフェッショナルなワークフローの中でより早く確実に決定を下せるよう、フラットな周波数特性、全周波数帯域における速いトランジェントレスポンス、広大で自然なダイナミックレンジ、そして低ノイズと低歪みに至る、「正しいサウンド」をもたらすためのあらゆる条件を備えています。

例えば、すべてのドライバーがアルミニウム製となっています – ツイータードーム、ウーファー、パッシブラジエーターコーンまでが同じアルミニウム素材となっているため、すべてのドライバーで同様の速いトランジェントレスポンスが得られます。

モニター前面部の傾斜はドライバー間の精密な時間差調整のためのデザインであり、これによってより正しいサウンドをモニターできるようになっています。

これを踏まえつつ実際の感想を織り交ぜていきます。

使用感

コンセプトにある

この点をすぐに実感できました。

こういうものは大げさに書いている事が多いのですが、
Epic 5に関しては嘘偽りなくこの通りです。

更に実際使用しての追加の感想として

特に見た目からは想像が出来ない低域の出方に驚きました。

小さい機体でローが出るというと無理をしているスピーカーが多いのですが、
Epic 5ではそれがありません。

出るべくして出ている音という印象です。

底面のパッシブラジエーターやユニークな形状の恩恵なのでしょうか。
今までのスピーカーの常識を覆すような製品です。

おわりに

公式のコンセプトに嘘偽りがないので、
その点が気になっているという方は導入検討していいスピーカーだと思います。

現在複数の仕事に加え、自分のアルバム制作も平行して進めているので
起きている間は常に音楽制作をしているのですが、
Epic 5はとても頼りになる戦友となってくれそうです。

このスピーカーと共に素晴らしい音楽を作り続けていれけばと思います。