YAMAHA「HPH-MT8」レビュー、高品質なスタジオモニターヘッドフォン
- 2019.03.07
- Blog
YAMAHA HPH-MT8
購入して半年程使用した感想です。
素晴らしい商品でしたので是非ご紹介したいと思います。
レコーディングやミキシングはもちろんのこと、
マスタリングにも耐えうる製品クオリティだと感じました。
仕事で安心して使用・ジャッジが出来るヘッドフォンです。
YAMAHAスタジオモニターヘッドホンのリファレンスモデルHPH-MT8は、プロ用モニタースピーカー等で培ってきた技術を注ぎ込んだヘッドホン。「すべての音を、見るために」をテーマに、低音から高音まですべての帯域をバランス良くフラットに再生し、忠実な原音再生を徹底的に追求。プロエンジニア、ミュージシャンが求める高品位なモニターサウンドを実現します。
使用感
まず、高域が耳に痛くなく疲れにくい使用感です。
低域も無理なく締まっている音色ですがしっかりと出ています。
ぼやけた音ではなくソリッドかつ耳に痛くないとでも言いましょうか。
スピード感もわかりやすく、音をジャッジするのに最適なヘッドフォンかと思います。
ワンランク上のスタジオヘッドフォンにかえたいと思っている方には是非オススメしたいです。
歌のニュアンスもとてもわかりやすいのでボーカルレコーディングの際にも威力を発揮します。
外観
頑丈な作りで、普通に使用していればまったく問題ない強度です。
シンプルながら高級感もあります。
ただそのせいか赤・青ラベルの製品よりは重量は重くなっています。
ここだけがレコーディング時での唯一のデメリットかなと感じました。
ミックス・マスタリングの際は全く問題ない上に
慣れれば気にならない程度ではあります。
ケーブル交換が容易に可能
HPH-MT8で優れている点として、ヘッドフォンケーブルを簡単に取り外しが可能。
他のケーブルにいつでも変更出来る所にもあります。
元々のケーブルでも問題はないのですが、好みに合わせて変えていくのも面白いです。
私はOYAIDE HPSC-63HD500に変更したのですが、
一枚膜が取れたかのように音の解像度が更に上がりました。
おわりに
サウンド面、リケーブルの容易さ、強度。
どれを取っても1級品です。
個人的には、音のスピード感がわかりやすい点が最も気に入っています。
一聴すると派手な、無理やり低域を上げたような音だと
帯域の音量はわかってもアタックや減衰のスピードがわからない場合が多々あります。
その点がナチュラルに仕上がっているのがジャッジしやすい最大のポイントだと感じました。
唯一のデメリットである重量のみ確認して頂いて、
その点さえ問題なければ是非とも推したいヘッドフォンです。
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