【2022年版】宅録ボーカリストが揃えたら録り音が良くなる機材 初級~中級 ポップガード・リフレクションフィルター・オーディオインターフェイス編

【2022年版】宅録ボーカリストが揃えたら録り音が良くなる機材 初級~中級 ポップガード・リフレクションフィルター・オーディオインターフェイス編

宅録ボーカル

現代では気軽に宅録でボーカルが録れるようにはなりましたが、
どれを買ったらいいのかわからない。という方が多いかと思います。

現場目線で今現在いいとされている機材をご紹介していきます。

前回のコンデンサーマイク編はこちらです

【2021年版】宅録ボーカリストが揃えたら録り音が良くなる機材 初級~中級 リーズナブルなコンデンサーマイク編

ポップガード

JZ Microphones Pop Filter

JZ MICROPHONES Pop Filter

現在、数々のスタジオで見かけるこのポップガード(フィルター)
ユニークな形状のおかげか、とにかく吹かれに強いです。

導入して実験しましたが、頑張って吹こうと思っても不可能な程です。

ポップガードとしては高めのお値段ですが、高級機材に比べればお安い上に絶対に吹かれない快適さを手に入れられるので費用対効果はとてつもなく高いです。

STEDMAN PROSCREEN101

STEDMAN PROSCREEN101

もっともよく目にするポップガードだと思います。
グースネックの取り回しも良く、セッティングが簡単で音もいいです。
JZ Microphones Pop Filterが高すぎるという方はこれを買っておけば間違いないかと。

吸音

一般的に、反響音が極力少なく録れるとミキシングエンジニアおよびクライアントに喜ばれます。
主な理由としては、にコンプレッサーやEQやリバーブ等のエフェクトのりが良くなり
ミックスでの調整が容易になる為です。

反響音はミキシング時に調整し、録り音自体はデッドに録るといいでしょう。

収録ブースの音響調整(遮音・吸音)を出来ればいいのですが
正直かなりハードルが高いかと思います。
リフレクションフィルター等各社から出ていますが費用対効果が高いものをご紹介いたします。

EYEBALL


KAOTICA EYEBALLで反響音が軽減されます。
円形の吸音材でマイク自体を囲ってしまおうという、コロンブスの卵的発想のアイテム。
これが現状もっとも手軽な吸音方法かと思います。

EYEBALL自体ポップガードでもあるのですが、ポップガードの役割を果たしている
青い箇所を取り外し、先ほどご紹介した別のポップガードを使うと更にいい録り音になります。
金属製のポップガードの方がいいかと思います。


※追記

Alctron PF8


記事を書いた後に良さそうなものを発見したので追記です。
こちらもEYEBALLと似たような効果が期待できそうと思いました。
使用した事がないのでなんとも言えないのですが、リーズナブルで手が出やすい価格帯なので試してみるのもアリかと。


部屋自体を改造したい方は下記ブログを参考にしてみてください

大きめのクローゼットがあれば下記内容をクローゼットで行うといいと思います。
僕も制作部屋と別でクローゼットを改造して収録ブースも作りました。

プライベートスタジオ作り 防音室自作 前編

プライベートスタジオ作り 防音室自作 後編

オーディオインターフェイス

レコーディング時に接続するオーディオインターフェイスで大きくサウンドが変わります。
現代では低価格帯のオーディオインターフェイスに付属しているマイクプリの質も良く
ハイクオリティな音でのレコーディングが可能です。

現在オススメのオーディオインターフェイスをご紹介します。

AUDIENT iD4

低価格帯のオーディオインターフェイスでしたら現状AUDIENTを選べば間違いないと思います。
クラス最高峰のAD/DA、同価格帯を圧倒するサウンドの良さです。もうこれで問題ないですw

もしステレオでも録音をしたいという事でしたら上位版の
AUDIENT iD14やiD22やiD44をチョイスするといいでしょう。

AUDIENT iD44

これ以上の音でとなるとやはり10万円オーバーのものしかない印象です。

おわりに

熱が入って長々と書いてしまいましたがいかがでしたか?
少しでも皆様も宅録ライフの手助けになると嬉しいです!

この他にもケーブルやマイクプリや電源でも音はかわるのですが
そこにこだわると中級~上級になるかなと思うので今回は割愛させて頂きました。

その段階に入る前に前回のマイクや、今回ご紹介したものを
今一度見直して頂けるとサウンドに直結しやすいと思います。

前回記事のコンデンサーマイク編と合わせて参考にして頂けると幸いです。

技術やサウンドも大事ですが
出したい音・作りたいものの為の
技術でありサウンドです。

技術やサウンドが先行するのではなく
自分が好きな音楽を作るという気持ちが先に来るのがベストです。

そして、日々自分自身の腕やセンスを磨きつつ
こういったサウンド面にも少しでも気を配っていただけたらと思います。

僕自身ももちろん日々音楽に対する努力を怠らないようにいたします。
楽しくて勝手に毎日やっちゃうので努力と言えるのかはわからないですが…w

いいサウンドでいい音楽を届けられるよう、お互いに頑張っていきましょう!